集風レンズ&マルチロータの融合効果による高効率風力発電
「風レンズ技術」、つばの渦形成原理で国際特許を取得しております。集風レンズで発生した渦は、風車後方により低圧力領域を形成し、風車に引き込まれる流れがさらに増大することで、従来の同じローター径の風力タービンに比べて 2 -3 倍の電力を発生。また、マルチレンズ風車の場合では、レンズ間の流れ干渉により、各ユニットの総出力よりも10~20%の発電量がアップします。
風車騒音を低減した静かな風車
従来の風車は風切音という騒音問題がありました。騒音源となるブレード翼端渦を集風体自体が抑制するので優れた静音性を実現しました。100kWレンズ風車と通常の同規模風車で比較した場合、タワーの根元部で20dB 減少の静音性であるため、より身近な場所に設置ができるようになっております。
先端的風況予測モデルRIAM-COMPACT®の風況予測で適地を選定
風車の性能を活かすには、事前に精度の高い風況予測(マイクロサイティング)が不可欠です。私達は風車導入の前には必ず年間平均風速の予測を行います。風車の実用利用に適している風況かどうかを見極めます。最初のステップでは複数の利用ツール(例えば気象省GPV、VORTEXなど)を使い見当をつけます。その次のステップとして右図のような市街地版の風況計算および複雑地形版の風況計算を行い、ピンポイントで好風況地点を探します。
景観性が高くフレキシブルな構造
ブレードを囲むディフューザの「輪」による柔らかなイメージは、景観を損なわず、周りの風景に溶け込みやすい特徴があります。また鳥などが風車を構造物と認識しやすく、バードストライク防止にも役立っています。風車の高さは約13m-20m、大型風車が設置できないような場所にも簡単に設置することができます。マルチロータのレンズ風車の構造においては、自由なデザイン設計が可能です。
安全性の高いメイドイン
ジャパン
レンズ風車は安全性を第一に構造設計を行い、国内で品質管理のもと生産を行っております。また、風車は独自の制御システムを導入しており、暴風時などの緊急時でも運転を制御し停止させます。